奄美の繁華街で出会った夜の“シマ中華”の魅力

奄美大島いちばんの繁華街、屋仁川通り。
その通りの一角に、夜になると小さな赤い看板が灯る『四川』がある。

もともと店主さんは、近くの居酒屋で料理をしていた方。
かつて兄が営んでいた中華料理店が閉まったあと、「あの味がまた食べたい」という声に背中を押されて、このお店を再開したそう。
焼き餃子は、カリッと香ばしい焼き目に、じゅわっと旨みの詰まった餡。
一皿で軽く一杯、そんな気軽さもちょうどいい

地元の常連さんに混ざって、観光客もふらっと寄ってくる。
島豆腐や黒糖焼酎のメニューもあって、ここで過ごすひととき自体が“シマ中華”なのだと感じた夜だった。

奄美大島のシマ中華。四川の餃子。
← 前のページに戻る