シマ中華──奄美の港町で働く人々に愛される「味華」

奄美大島の港町で、働く人々に長く愛される町中華「味華」。
営業は昼のわずか一時間ほど。開店と同時に港で働く人たちで狭い店内はすぐにいっぱいになり、私もその輪にそっと紛れ込んだ。
澄んだスープが美しい、すっきりとした味わいの塩ラーメンをいただく。

帰り際、大将に少しだけお話を聞かせていただいた。
以前は本土で料理人をしていたけれど、島に戻ってこの店を始めたそうだ。
その話を聞いて、あらためて奄美の人にとって「シマ」は特別で、ふるさとの象徴なのだと感じた。

奄美大島の町中華を巡る中で出会う、こうした“シマへの想い”や店の魅力を、これからも丁寧に記録していきたい。

奄美の町中華を巡る中で出会う、こうした“シマへの想い”や店の魅力を記事にしました。
”シマ中華”は、町乃華菜子が奄美大島の町中華を取材する中で生まれた造語です。
地元の文化や人とのつながりまで味わえる町中華を、私なりの言葉で記録していきました。
→記事はこちら

奄美大島の港町で働く人々に愛される町中華「味華」の塩ラーメン。澄んだスープが美しい一杯(シマ中華 町乃華菜子)

← 前のページに戻る